一次予防が大切です
生活習慣病は、40代から60代に発症することが多いことから、かつては成人病と呼ばれていました。成人病が生活習慣病という名前に改められたのは、食生活・身体活動・アルコール・たばこなど、生活習慣の積み重ねが発症や病状の進行に深くと密接な関係があると認識されるようになったためです。生活習慣を改善できれば疾病の発症や進行を防ぐ事ができるということを意識してもらうため、「生活習慣病」という名称に変える事としたのです。
さて、生活習慣病の中心には、国民死亡統計の上位を占めるがん、心臓病、脳卒中(脳血管疾患)疾患などがあります。生活習慣病は、よい食生活(健康によい食物を適量にまんべんなく摂取し、摂取エネルギー量を制限し、健康に望ましくない食塩や脂肪また嗜好品などをなるべく減らす)や適当な運動(からだにまんべんなく刺激を与え、過度の負担にならない全身運動を一定時間続ける)など望ましい生活習慣を身につけることによって予防できるのが特徴です。一次予防のためにも生活習慣の改善が望まれます。
がん、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の多くは、不健全な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)となり、これが原因となって引き起こされるものです。生活習慣病は長い間無症状でいることが多く、知らないうちにかなり進行し、ひいては死にいたり、あるいは回復しても重い後遺症が残ったりします。これらは個人が日常生活の中での適度な運動、バランスの取れた食生活、禁煙を実践することによって予防することができるものです。
成人病予防方法としては◆生活習慣病にならないためには健康的な生活習慣を心がけ、実行する。バランスのとれた食事(主食・主菜・副菜をそろえ1日30食品を目標に )◎適度な運動(有酸素運動)◎十分な休養 (睡眠を十分にとる、ストレスを溜めない)◎禁煙、節酒で健康 ◆ 定期的に健診を受け、自分の健康状態を把握し、生活を改善する。 年に一度は健診を受ける。◎健診結果を生活改善の指針とする。◆病気と診断されたら 適切な治療を受け、積極的にリハビリや機能維持、病気の再発防止に努める。